2021年08月18日
皆様、こんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。
突然ですが、「猫のヒゲは切ってはいけない」という風説があるのをご存じでしょうか?
見かけ上、他のどの毛よりも長い猫のヒゲ。一見伸びすぎていて邪魔に思ってしまう方も居るかもしれません。
しかし、この長い猫のヒゲには重要な役割があるのです。
今回は、そんな猫のヒゲにはどんな役割があるのか、そしてもし、ひげを失ったらどうなってしまうのかをご説明いたします。
★ひげの役割
猫のヒゲは口の左右に集中していますが、よく見ると眉間のあたりにも生えています。
よって、顔だけで4か所から生えているという事になります。
他にも、手足にも短いひげが生えており、体全体で約50~60本のひげがあるとされています。
猫のヒゲは、「触毛(しょくもう)」と呼ばれており、ヒゲの根元には神経が通い、血管が通っています。
なので、ヒゲが何かに触れると、神経を通って情報が脳へ伝わり、「何かある!」と感じるのです。
猫のヒゲは言わば、「センサー」のような役割があるのです。
この「センサー」には・・・
①視力の弱さなどを補い、平衡感覚を保つ
②通れる場所かどうかを判断する
③獲物や食べ物を察知する
④目を保護する
という、主に4つの力を持っています。
猫の視力自体は、人間のおよそ10分の1程度と、視力が弱いのです。しかし視覚に頼らずしっかりと歩くことが出来ています。
これは、ひげから感じ取れるかすかな空気の変化などを読み取り、平衡感覚を保っているのです。
また、顔まわりを円を描くようにヒゲが生えているため、狭い所を通ろうとする時、まずヒゲで入れるか入れないかを確かめます。
ヒゲが当たらなければ、体も通れると判断しているようです。
さらに、風で運ばれてくるニオイや音など、耳だけでは分からない空気の微妙な振動さえも、ヒゲで捉えてしまうようです。
ヒゲで獲物に触れた時の振動を読み取り、獲物が生きているか死んでいるかを見極めることもあるそうです。
さらにさらに、猫のヒゲは「反射弓(はんしゃきゅう)」という神経経路により、まぶたと繋がっています。
そのため、顔の近くに刺激を感じた時、素早くまぶたを閉じて目を保護することが出来ます。
このように猫のヒゲは、聴覚、嗅覚、視覚、触覚を補う重要な役割を持っているのです。
もし猫が、そんなひげを失ってしまったら、どうなってしまうのでしょうか?
★猫がひげを失うと・・・
猫がひげを失うと平衡感覚が鈍るため、フラフラして壁や物にぶつかりやすくなってしまいます。
そんな状態でキャットステップの上に行こうとすると、いつもの感覚が失われているので、落下してケガにつながってしまいます
それだけでなく、普段感じ取っていたかすかな振動、空気の変化を読み取る力が弱くなるのです。
猫がひげを失うだけで、日常生活のあらゆる場面で支障をきたすのです。
そのため、猫のヒゲは、病気の治療の必要がない限り、抜いたり切ったりしないようにしましょう。
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