2020年05月30日
皆様こんにちは。ペットリフォームのセラフ榎本です。
今回は医療過誤について紹介します。
獣医師がペットを治療する際、事前に義務づけられていることがあります。それは説明です。獣医師には飼主に対して、治療について詳しく説明する義務があります。治療法の選択肢やリスク、ホームケアのことなど納得がいくまで説明をうけ、後悔しない治療を受けましょう。疑問がある場合は、ほかの獣医師にも意見をきいてみるなど第三者の意見も取り入れて検討してみるのが良いと思います。
説明不足のまま治療を受けると、裁判を起こすことになる場合があります。
医療過誤の事例を1つ紹介します。
裁判所は、獣医師が手術前に、犬の病歴についての問診や体重測定をしなかったことに注目しました。さらに、愛犬が死亡に至る経緯についても、飼主さんに対して十分な説明をしなかったとして、獣医師の過失を認定したのです。
慰謝料30万円と犬の購入代金30万に加え、犬の供養料1万円の計61万円を飼主さんに支払うよう動物病院側に命じました。
この事例からわかることは、治療の前に、納得がいくまで説明を受けようということです。人と違い犬は小さな手術でも麻酔が必要になります。僧帽弁閉鎖不全症などの心臓疾患を抱えることが多い小型犬は、麻酔のリスクが高くなる場合があります。
手術の前には、愛犬の体重測定や病歴などに関するカウンセリングが重要です。
ペットリフォームのご相談、お見積りはセラフ榎本にご用命いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
営業企画部
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