2020年09月01日
皆様、こんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。
今回は、猫が虫歯になる、ならないについて紹介します。
猫はいわゆる「虫歯」にはなりません。人の虫歯(齲歯/うし)は、口の中の細菌が作り出した酸によって、歯が溶ける(齲蝕/うしょく)ことで起こります。虫歯を作る細菌を総称して「虫歯菌」と言いますが、中でも代表的なのがミュータンス菌(Streptococcus mutans)です。
人と猫では口腔内のpHが異なり、こうした虫歯菌が生息しにくいということが挙げられます。
人の口腔内のpHは6.5~7.0と弱酸性ですが、猫はpH 7.5~8.5とややアルカリ性です。前述したミュータンス菌は、酸性の環境を好むため、増殖しにくいと考えられています。
猫の歯の病気で多いのは、歯周病です。猫の歯の病気で最も多いのは歯周病や歯肉炎です。
猫には、特有の原因不明の病気で、歯の組織が破壊吸収される破歯細胞性吸収病巣(はしさいぼうせいきゅうしゅうびょうそう)という病気があります。
多くは口の横や奥歯にあたる前臼歯や後臼歯の付け根のあたりに、点のように小さな傷や穴があき、進行すると徐々に歯が溶けていく病気です。
毎日の歯磨きを習慣づけましょう。毎日行うのが難しい場合は、2~3日に1回の歯磨きをおすすめします。
ペットリフォームのご相談、お見積りはセラフ榎本にご用命いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
営業企画部
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