2021年05月25日
皆様、こんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。
皆様の中には、旅行や出張、入院、一人暮らしで実家を離れるなど、事情があって愛猫と離れて生活している方もおられるかと思います。そんな時、心配なのが「愛猫は自分のことを忘れないのだろうか?」ということです。
そこで今回は、猫の記憶力についてご紹介します。
◆猫は「短期記憶」に優れている
ひとまとめに「記憶」といいますが、その持続時間の長さから、「長期記憶」「短期記憶」の2つに分かれます。
猫の記憶能力の実験はさまざまな機関で行われていますが、猫は短期記憶に関しては優れた力を発揮するという結果が出ています。
なんと人間の20倍も優れているとされています。
短期記憶とは、一時的に覚える必要がある記憶に関するものです。
わかりやすい例で言えば、「誰かに電話を掛けるときに一時的に電話番号を覚えなければならない」というシーンです。電話をかけた後は覚える必要がないので、すぐ忘れてしまうかと思います。
他にも、レジでのお会計金額を頭に入れつつ財布からお金を取り出す、というのも短期記憶です。
そんな人間ではすぐ忘れがちな短期記憶ですが、猫は実験結果から16時間後にも覚えていられるというデータがあります。
しかし、猫にも興味を示すものとそうでないものがあります。一般的に興味があるものに対しての短期記憶が持続します。
◆「長期記憶」はどうか?
長期記憶とは、短期的な記憶を反復することで頭に定着していく記憶です。
例えば、猫にとって「怖い」「嫌だ」と瞬間的に感じることは、長期的に記憶しています。
これは、危険な出来事に遭遇したときに「二度とこのような目に遭いたくない」という気持ちが本能的に植え込まれるからです。
つまり、猫が生きていくうえでリスクを回避するために、当然の機能として備わっている記憶なのです。
「嬉しい」「楽しい」に結びつくような出来事も猫は忘れにくいようです。
◆結論
結局、猫は飼い主を覚えているのかどうかについては、愛情を注いでくれた飼い主のことは長く忘れないということです。
一緒に遊んで「楽しい」、決まった時間にエサを与えられて「嬉しい」、こうした時間はネコにとって幸せな時間です。
長年一緒に時を過ごした飼い主さんのことは忘れにくく、短期記憶を繰り返しながら、長期的な記憶へと変わっていくのです。
ただ、そんな風に忘れにくい飼い主さんでも長い間ずっと離れていると「あれ?誰だっけ?」となっていきます。
飼い主さんとの関係の深さや猫の年齢など個体差によって違いますが、通常2年から3年くらいと長期間会わなければ忘れかけていくようです。
セラフ榎本では、ペットリフォームのご相談、御見積りを承っております。ご用命の際は、セラフ榎本を何卒宜しくお願い申し上げます。
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