愛犬家住宅 スタッフブログ

皆様、こんにちは。

ペットリフォームのセラフ榎本です。

今回は、愛猫と快適に暮らすために気を付けたい事第4回目、爪のケアです。

★猫の爪切りの心得

そろそろ爪切りをしないと、と準備し、くつろいでいる愛猫を抱っこして爪を切ろうとすると、逃げられてしまったり、大暴れされたり
という経験をされた方は多いのではないでしょうか。

そもそも、猫の爪切りは健康維持のためには必要不可欠です。放置すると「猫ひっかき病」という感染症に感染する危険が高まります。

爪とぎがあれば自分でメンテナンスしてくれるから爪切りしなくても大丈夫、と思う方もいらっしゃるようですが、猫の爪は
タマネギのように層になっており、爪とぎを行っても先は尖ったままなので、爪切りはやはり必要なのです。

しかし、猫の爪きりは苦難を極めます。そんな難しい猫の爪切りをスムーズに行うための方法をここからご説明します。

其の①　爪切りは、ササっとスムーズに

猫は一度「イヤ」と感じてしまうと、次から爪切りを見るだけで逃げていくようになってしまいます。
其の② 時に、気分転換

もし途中で嫌がってしまったら、無理強いせず中断することも大切です。

また、気分を紛らわす方法として、おやつをあげたり、撫でたりをしてあげるとリラックスします。
其の③　寝ている間に行う

猫が寝ている時が一番リラックスしている状態です。

★爪切りのコツ

猫の爪は前足5本、後ろ脚4本の計9本です。前足の爪は物を引っかけやすいように弓状に湾曲しています。対して後ろ足は比較的まっすぐな形状です。
通常、爪は指の中に隠れているので、切る時は肉球を押して爪を出します。この時強く押すと嫌がるので、優しく押してあげましょう。足先を触ると嫌がる
という方は、日ごろから肉球を触るというスキンシップを取っていれば、触られることになれてきて、猫の負担が軽減します。

★切るタイミング
猫の爪は3週間（1ヶ月）に1回が目安です。ただし子猫の場合、伸びるスピードが早いため、1～2週間に1回必要になります。また、高齢猫や爪とぎをあまりしない猫の場合は、
古い爪が残り分厚くなりがちです。爪が剝れかけていたりすると危険なので早めに切ってあげるのがよいです。

★切る時の体制
爪を切る時、しっかりを押さえつけるとほとんどの猫は嫌がります。無理に押さえつけるのではなく、なるべく猫が安心できる体制
で爪切りをしましょう。２人の場合は、一人が抱っこし猫の腕を軽く伸ばしてあやし、気を逸らしているうちにもう一人が素早く
爪を切るという方法が良いです。
１人で行う場合は、後ろから抱っこし、膝に座らせて爪を切るという方法が良いです。
猫によっては抱っこが嫌いな猫もいます。その場合は、猫がうつ伏せに座っているところをそっと覆いかぶさるように包み込んで切るという方法もあります。

★爪切りの種類
最後に爪切りの道具の種類です。ここでは２つを取り上げ比較します。

①ギロチンタイプ
このタイプは、爪をギロチンの穴に通して切ります。均等に力がかかり、一瞬で切る事が出来ます。
ギロチンタイプの爪切りは、成猫や小型犬に合わせた大きさで、子猫に使うと深爪させてしまう恐れがあります。
また、巻き爪や太くなった爪はギロチンの穴に通すことが出来ないケースもあるので、注意が必要です。

②ハサミタイプ
ハサミタイプは爪の小さな子猫や、爪が比較的やわらかい若い猫に適します。

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