2017年06月30日
本日は、蚊を媒介して感染するフィラリア(犬心臓糸状虫)症についてお話します。
フィラリアの成虫は、そうめんに形が似た寄生虫です。
犬の体内で子虫(ミクロフィラリア)を産み、その犬の血を蚊が吸うことで
蚊の体内でミクロフィラリアは感染能力のあるミクロフィラリアへと成長します。
蚊が犬を刺し、感染能力のあるミクロフィラリアが犬の体内に侵入し、感染します。
約3ヶ月間、皮下や筋肉の中で成長し、感染から約半年後に心臓や肺動脈に寄生。
血液循環や呼吸がうまくいかなくなることや肝臓、腎臓にも影響が及び衰弱し、死に至ります。
フィラリアに感染しても多くは数年後に症状が現れます。
主な症状としては、
息切れ・咳・食欲不振・歩いていて突然転ぶ・散歩を嫌がる・肝臓や腎臓の障害・腹水・水を異常にほしがる・四肢のむくみなどがあります。
とても怖い病気です。
愛犬と長く一緒に過ごすためには、予防をしっかりとしてあげることが重要です。
フィラリアは、薬で100%予防できます。
飲ませる薬の量は体重によって異なり、飲ませる時期についても地域によって差があるので
獣医さんと相談し、決めなければなりません。
加えてセラフ榎本では、愛犬と過ごす住まいの室内壁や外で過ごす愛犬の犬小屋に
「アレスムシヨケクリーン」を塗り、フィラリア感染対策をすることができます。
アレスムシヨケクリーンを塗装した壁面に虫が止まることで効果を発揮します。
虫除け成分(ピレスロイド系薬剤)配合により、虫の神経系に影響を与えることで
虫が寄り付きにくくなります。
成分は、人や動物にも安全ですので取り入れてみるのも良いかもしれません。
江口
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