2017年08月28日
愛犬家住宅の事業を行う弊社ですが、弊社の主な事業は大規模修繕工事です。
最近の大規模修繕工事においては、お客様からの要望はいい仕事をすることが当たり前です。
それに加えて、長期保証も求められています。
長期保証に答えるような材料の開発が進んでいます。
今回は戸建て住宅でも使われる新しいシーリング材の勉強会を開きました。
シーリングという言葉を聞いたことがある方や聞いたことがあってもよく知らない方もいるかと思います。
「シーリング材」は、住宅の外壁材や、窓まわりなどつなぎ目に使われているゴムです。このシーリングという材料が、建物の防水性や機密性を高めるために大切な役割を担っています。
しかし、シーリング材は時間が経てば劣化して、ひび割れやはがれなどの小さな隙間が生まれてしまいます。このような劣化する原因には、次のことがあげられます。
1つ目に、外壁材によるものです。外壁材は、温度や湿度の変化に伴い膨張と伸縮を繰り返し、その隙間を繋いでいるシーリング材は少しずつダメージを受けています。
2つ目は紫外線などの外的要因によるものです。紫外線を浴び続けると樹脂が分解され、進行すると表面にひび割れが発生します。
これらの劣化する要因に対して、新しい材料は長期的な強さを発揮し、耐久性、耐候性に優れています。
今までの材料では、3~5年の保証でしたが、新しいシーリング材は15年の保証が期待できます。
私たちはこれからも新しい知識を勉強していきます。
こうした勉強を元に、お客様によりよい住まいの改修工事を提案してまいります。
愛犬家住宅で増改築&リフォーム
特建課 林田
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