膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)とは

膝蓋骨がグラグラし、急に体をねじって膝を外に向けたとき、膝蓋骨が大腿骨下端部の「溝」から内側方向へ外れて脱臼

プードル、ポメラニアン、ヨークシャーテリア、チワワ、キャバリア、ジャックラッセルテリア、マルチーズ、パピヨン、パグ等の小型犬や柴犬等にも多い疾患。

発症の多くが先天性(遺伝性)

股関節形成不全(こかんせつせいけいふぜん)とは

股関節の発育が悪く骨盤部の凹みが浅く、大腿骨がたえず抜けそうになる慢性的な亜脱臼状態に悩まされる病気のこと。
最後には完全に脱臼し、ひどい変形性の関節症を起こすこともある、遺伝性の強い難病。

シェパード、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー、バーニーズ・マウンテン、ロット・ワイラー、セント・バーナード、グレート・ピレニーズ等の大型犬に多い疾患。

発症の7割が先天性(遺伝性)

椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)とは

一般には5歳以降、つまり年齢を重ねるとともに発症しやすくなるが、ミニチュア・ダックスの場合、2歳ぐらいから発症するケースもある。
椎間板ヘルニアは様々な神経まひをを起こす。ひどくなれば、脊髄が壊死して、障害、立ったり歩いたり、自ら排尿排便することもできなくなる。

ダックスフンド、ビーグル、シーズー、ヨークシャーテリア、トイプードル、柴犬等に多い疾患

ダックスフンド系の発症率は25％